パンダ小児歯科医院

Aお母さんのひざの上に赤ちゃんの頭を仰向けにのせて、アーンと口をあけてもらいます。よくお話をしながら、はじめはお遊びのつもりでソフトタッチでスタートします。左手でくちびるを充分によけ、歯をよく見ながら順序良く磨くのがコツです。

A昔は何か欲求不満があるために指しゃぶりをすると言われていましたが、今では単なるくせといわれています。前歯が咬み合わないなどの悪い影響は、１才半を過ぎると出てきますので、そのような場合は出来るだけ早くやめるよう、根気よく努力してください。

Aだいたいの目安は３～６ヵ月おきでよいのですが、年令の低い場合や虫歯にかかりやすいタイプの子は３～４ヵ月おきに、虫歯にかかりにくいタイプの子の場合は５～６ヵ月おきでよいでしょう。乳歯や六才臼歯の虫歯の進行は思ったより早いものなのです。

A奥歯がはえる前の１才台での反対は、奥歯で咬むようになると治る場合もありますが、乳歯がはえそろった段階での反対は自然には治りません。早く直した方が良いという説もありますが、一般的には上下の４本が生えかわってから一度歯医者さんに相談してください。

A歯の咬む面の溝にはカスが溜まり易く、これが原因で虫歯になりやすいのです。この溝に歯を削らずに樹脂をつめて、虫歯を予防するのです。六才臼歯はとくに溝が深いので効果的です。つめたあとに、剥がれたりする場合もありますので、定期的にチェックしてもらってください。

Aはえたての永久歯はいく分曲がっているのが普通です。はえるスペースが充分にある場合は自然にきれいに並んできます。あごの発育が悪い場合には、曲がったままになっています。この場合は前歯が４本はえそろった時点で歯医者さんで相談してみてください。